21世紀の魅力あるまちづくり 魅力度ランキング上位20市町村、人口増加率で軽井沢町がトップ (2008/10/05)

明治21年に建てられた軽井沢で最初の教会。A・C・ショーの礼拝堂
「新建まちづくり新聞」では、ブランド総合研究所の地域ブランド調査2008「魅力度ランキング」上位20市町村をもとに、その中で実際に人口を増やしている市町村ランキングを作成した。
一人一人、いろいろに異なる理想を持つ中で、あるいは21世紀型のひとつのモデル・解答になるかもしれない、軽井沢の魅力と問題点を特集する。
ブランド総合研究所の魅力度ランキングでは9位だった長野県の軽井沢町が、人口増ポイントを含めると堂々1位となり、2位沖縄県・石垣市、3位福岡県・福岡市、4位神奈川県・横浜市、5位同・鎌倉市の順となった。
江戸時代まで火山灰土に覆われ農産物もできない、旅籠が30件以上もひしめく中仙道の宿場町。碓氷新道が開通し、宿場町は置き忘れられ、すっかり寂れきった時、一人の英国人宣教師が、ここを通り、両親の故郷スコットランドに似た気候風土に魅せられ始まった別荘・保養地軽井沢。日本の多くのまちが、軽井沢のようなまち造りを目標とし、日本人はもとより、日本に住む多くの外国人や、日本を訪れる外国人の多くが軽井沢に憧れている。
多くの指導的立場にある外国人たちが、軽井沢に滞在して、自然に融け込んで・質素で・健康的で・清潔で、日本でも有数の空気が清涼でおいしい別荘地や、林や苔、水に触れ、真の保養休養地軽井沢のような開発を自国でも行いたいと言う。
21世紀の街づくり、私たちの暮らし、人生を考える時、20世紀までの価値観とは全く異なる価値観・生き方が生まれてくるのではないだろうか。
日本の1・5年分(アセアン数カ国の10年分もの国家予算)にも匹敵する、今回のリーマンとワシントンミューチュアル銀行の破綻。働かなくてもどんどんマネーが流入する資源国。
これまでの資本主義、経済万能の生活が、人間らしさ、たった一度の人生・大切な家族にふさわしい暮らし方・生きがいなのか?迷いの中で先人たちや自然の教えは私たちに何を語りかけ、何を教えようとしているのだろうか?
21世紀のまちづくりとは?
(伊澤和馬)
※軽井沢特集は以下のPDFで全て読むことができます。
